ハルピンは中国で最も北部に位置する黒龍江省の省都です。漢民族のほか満州族、朝鮮族、モンゴル族、回族などが住む人口約570万人の大都市です。街の中を中国で5番目の大河である松花江がゆったりと流れ落ち着いた雰囲気を街に生み出しています。
ハルピンは19世紀末まで小さな漁村にすぎなかったのですが、清朝と帝政ロシアの間で結ばれた不平等条約によって東清鉄道が建設されてから人口が急激に増え、近代都市として栄えるようになりました。ロシアの支配下にあった時代に発展をとげたために、街には、聖ソフィア教堂、教育書店など、アールヌーボー調の欧風建築が多くエキゾチックな雰囲気を漂わせています。 しかし一面では高層ビルが建ち並ぶ大都市であることも事実で、そうした発展の一面も現地に行くとみることができます。
東方のパリと呼ばれるハルピンの見所はほとんどが市街区に集中しています。ロシア風の建築物と街路樹がならぶ中央大街を北に歩くと、もうそこは松花江で、スターリン公園など市民の憩いの場所が広がっています。
気候は夏と冬は長く春と秋は極端に短いのが特徴です。これはまた東北部全体に共通する気候です。 8月は比較的に雨が多いのですが、8月以外の月は雨が少なく、年間を通して降雨量の少ない地域です。
冬は気温の割には雪も少なく好天が続きますが、厳しい寒さで氷点下40度以下になることもあります。 ハルピンをはじめ東北部の女性と中国の南の女性とでは気質や、習慣、考え方に大きな隔たりがあります。どちらかといえば東北部の女性の方が日本人の考え方に近いといえます。
冬が1年の半分を占め、気温も冬は-30度、夏はプラス30度を超えることもある厳しい気候条件の中で生活していますので、忍耐強く適応力があるといえます。また正直でやさしく素朴な人が多く、家庭を大事にする女性が多いのも特徴です。 |